資本主義も共産主義・社会主義も結局のところ目指すところは同じだという人がいる。そういう人は、人類の普遍的価値観である「自由」と「平等」のうち、アプローチとして「自由」にウエイトをおいたのが資本主義であり、「平等」にウエイトをおいたのが共産主義・社会主義だという。
共産主義国家である中華人民共和国は、「自由」よりも「平等」に力点をおいた国家のはずだった。ところが実際の中国は、世界最悪の不平等社会だ。人類史上最悪といってもいい。
中国ではわずか2%の人々がすべての富の9割以上を搾取しているという。
21世紀に入った頃から、「これからは中国だ」という話は耳にタコができるくらい、繰り返し聞かされてきた。私がよく聞いた話の中には、中国の金持ちは日本の金持ちより数が多く、しかもスケールが大きいというものがあった。私はあまり深く考えず、中国の人口は13億人で、日本の10倍以上なので、まあそういうものなのだろうと納得すらしていた。
私がそういう話を聞きはじめた頃、中国のGDPは世界10位くらいだったと思うが、今現在、中国のGDPは世界第4位だ。しかし日本のGDPは中国以上の世界第2位だ。
GDPは日本のほうが中国より上だ。ようするに国家レベルでは日本のほうが中国より金持ちだ。ところが個人レベルでは日本より中国のほうが金持ちが多く、しかもスケールが大きいという。
中国の人口は日本の10倍以上だ。日本のような富の配分が行われていれば、中国の金持ちは日本の10分の1以下というのが本来の姿のはずだ。
共産主義社会や社会主義社会は「平等」を重要視していたはずなのに、中国は世界最悪の不平等社会をつくりあげた。中国共産党は、世界最悪の搾取集団だ。中華人民共和国は一刻も早く滅亡するのが、世界の道理というものだ。正義といってもいい。中国人民は中国共産党員による卑劣な搾取から解放されなければならない。
そんな中国が、今までまがりなりにも経済発展を遂げてきた理由は、外資の導入と輸出にあった。ところがここにきて中国最大の輸出先だったアメリカがサブプライム問題で購買力を失い、第2の輸出先だった日本は毒ギョーザ問題等で中国製品に極度の不信感をもち、中国製品を買わなくなった。
今年に入り、中国の輸出産業はボロボロ状態らしい。対米輸出は30%以上のマイナスだという人もいる。輸出企業の倒産も深刻な状態らしい。
中国の一般人民は、ないものだらけだ。中国人民に潜在的購買力は当然ある。ところが富の配分が地獄のように不平等に行われてきた結果、中国人民は買いたいものはあっても、買うカネがない。
中国共産党員の数は7000万人だ。全人口の約5%だ。彼らがカネを使いまくっても、12億3千万人の一般人民が貧乏であれば、内需は拡大しない。中共幹部はスイスの銀行の秘密口座や海外投資に搾取したカネをまわしているらしいので、中国ではカネが健全に循環していない。
今の中国では、輸出できないし、国内でもさばけない不良在庫が爆発的に増加していると聞く。
人民元に対する切り上げ圧力は常にある。しかしあまり切り上げすぎると輸出産業が競争力を失う。だが人民元が低く抑えられているので、一般人民はなかなか豊かになれない。しかも中国共産党が富を搾取している。
世界の状況を考えると、中国の輸出一辺倒の経済が今までどおり通用するはずもない。中国製品に対する不信感は世界中に広がっており、またそれとは別にアメリカはサブプライム問題で購買力を失った。中国にとってアメリカに次ぐお得意様であるはずの日本は、今や世界最高の嫌中国家だ。(英国BBCの最新調査・米国ピューリサーチセンターの最新調査が証明)日本人が急に中国製品を買うことなどありえない。
マグロは時速60キロ以上で泳ぎ続けないと死ぬといわれているが、中国経済も年率8%以上伸長していかないと破綻してしまうという人もいる。(具体的には青木直人氏)
中国経済の崩壊は昨年10月から目にみえる形ではじまっている。昨年10月に6000台をつけた上海株価総合指数が今年の6月に半分の3000を割ったがなぜか日本では話題にならなかった。あれからさらに2ヶ月経過したが、今や半分どころか昨年10月の4掛けの世界だ。それでもなぜか日本ではほとんど話題にされない。
1億円の資産が10ヶ月で6000万円損をして4000万円になったという話だ。日本のメディアはなぜ報道しないのだろう???
北京オリンピックで中国は、メダルラッシュに沸いている。金メダルの数はアメリカを抜き、中国がトップだ。
それにしても審判の不正行為・インチキ判定は、露骨であり、目に余る。日本のマスコミ・政治家は、中国のマネートラップに引っかかったクズ人間だらけだが、クズ人間は何も日本だけではないということだろう。
北京オリンピックは8月24日までなので、すでに折り返している。日本の東京オリンピックは、日本の経済発展の起爆剤的役割を果たした。韓国におけるソウルオリンピックもある程度似たような位置づけだ。しかし中国にとって北京オリンピックは「最後の晩餐」だろう。多少期待を込めているが。


by tororogohan
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