日曜朝6時に「時事放談」という番組をやっている。ゲストが爺さんばかりなので「爺々放談」とも揶揄されている。司会は毎日新聞の岩見隆夫氏だが、実にTBSらしい論調の番組だ。
ゲストにちなんだお茶請けが、いつも用意される。これはこの番組の名物だ。番組内の会話から察するに、アシスタントのTBS小島慶子アナウンサーが選んでいるようだ。ゲストにちなんだ銘菓が多いが、時にゲストに関係ないものが飛び出すこともある。小泉さんが退陣直前、再び話題になった「純ちゃんまんじゅう」を民主党の渡部恒三氏に出したこともあった。渡部氏が「こんなもの食えるか」といった時は笑えた。
録画して見損なっていた「時事放談」を遅ればせながらみた。また渡部恒三氏が野中広務氏と一緒に出演していた。
今回のお茶請けは会津出身の渡部恒三氏に対して、なんと「長州ファイブ」という下関駅の駅弁だった。小島慶子アナは「これは安倍総理の地元の駅弁なんですけど、安倍さんが総理になって大人気なんです」と能天気にしゃべっていた。


「毒が入っているんじゃないか」と語った直後、神妙な表情をみせる渡部氏となぜか笑っている野中広務氏
渡部氏は寂しげに「これは、ちょっと食べられない」とボソッと語った。私は民主党嫌いだが、さすがに渡部氏がかわいそうになった。下関なのでフグが入っていることもあったのだろう。「毒が入っているんんじゃないか?」と軽く笑いをとっていた。
岩見隆夫氏や野中広務氏は渡部恒三氏を同情・フォローをしていた。岩見氏は「渡部さんは会津だから食べられないですよね」といっていたが、だったらはじめから出すなよといいたい。「あんたが司会でしょ!」と私は思った。まあ笑いながらだが。
会津と長州の間に、いまだにわだかまりがあるという話は、おそらく10代後半の頃にはじめて聞いた。今でも結婚は忌避されるらしい。正直、いまどき何をバカなと当時思った。笑い話にすら感じた。
だが最近私自身、年を重ねたこともあるが、その感覚をなんとなく理解できる。私の祖父母は4人とも明治生まれだった。そんな昔の話ではないのだ。白虎隊の話は。
しかしこのお茶請けを用意したと思われる小島慶子アナはトンチンカンでは済まされないだろう。30過ぎのくせに常識がなさすぎだ。またお客様をもてなす心がない。お茶請けなどといいながら、茶道の精神がない。
伝統、文化を軽視する革新マスコミならではともいえようが、お茶請けに脚光を当てる番組演出は即刻やめたほうがいい。小島アナにその能力がない。

無神経!TBS小島慶子アナウンサー 後ろの渡部恒三はまだ「長州ファイブ」を知らない。CMをはさみ、この2分後に「長州ファイブ」は登場する。
http://temple.iza.ne.jp/blog/trackback/66747
2006/11/01 15:40
はじめまして
昔、小汀りとく(漢字を忘れました)と細川隆元がやっていたのを知っていますが、最近は利権屋の親分こと野中広務がでかい面をして訳知り顔で話すのを見たくないので見ていません。
写真について一言アドバイスを。
テレビ画面をとるときは必ずストロボは消してください。光る画面へ光を当てると画面が消されてしまいますしストロボの反射が出てしまいます。バカ女の片眼がつぶれたのもそのせいです。ご参考まで。
2006/11/01 19:10
maite391さん、こんばんは
すいません。写真は超シロウトでして以後教訓を生かします。
この番組は野中広務のほか山崎拓とか加藤紘一とか評判の悪い人間に吹き溜まりのような番組です。なぜか読売のナベツネも常連ですが評判の悪さは政治家同様です。
しかしこの番組の発言がニュースネタになることが案外、多いんですよね。金曜の収録だと思いますが金曜の夜のニュースにこの番組内での政治家の発言がニュースによくなります。
いつも録画ですが敵陣視察的感覚でみてしまいます。
2006/11/01 19:16
@隼人正さん、こんにちは
お名前が薩摩的ですね。
TBSはすべてにおいてどうしようもないと思います。
70過ぎのじいさんを相手にしているんだからもっと気を使ってやれよと思いますね。
小島慶子は「気が利かない女」というより「バカ女」ですね。まあTBS社員ですからね。
2006/11/01 19:23
車好き隠居さん、こんばんは
実ははじめましてではなく以前、野球の視聴率の件でコメントをいただきました。
もしかすると、会津のご出身でしょうか?
長州の側は加害者なので、わだかまりはないのでしょうが会津の側は今でも特別は思いがあるという話は時々聞きます。
2006/11/01 19:33
kmura54 さん、こんばんは
鹿児島のご出身ですか。
薩摩は官軍ですが、会津に攻め入ったのは長州だったのか薩摩をうらんでいるという話はあまり聞かないですね。
2006/11/01 22:00
今晩は。
以前、お邪魔したことを失念していました。
会津の出身ではありませんが、10年ほど前仕事で2年近く住んでいたとき、いろんな話を聞きました。
西南戦争で、西郷隆盛が政府軍と戦ったことから、薩摩に対し、会津は寛大だという話を聞いたことがあります。
青森県では、、津軽藩と南部藩が一緒に酒を飲んでいても、時間が経つと藩ごとに車座になり、酒を飲んでいました。
弘前城は津軽藩、八戸、三戸など戸の付くところは南部藩だそうです。
常陸宮華子妃は、津軽家の出身ですがお子様がお生まれにならなかったため、津軽家は断絶したと、弘前城の案内をしてくれた人から聞いたことがあります。
140年近く前の怨念がまだ残っているようです。
2006/11/01 23:05
車好き隠居さん、こんばんは
「壬生義士伝」が確か南部藩だったと記憶しています。中井貴一の映画はなかなか名作でした。
会津は子供の頃みた菅原文太主演のNHK大河、獅子の時代」を思い出します。
私は北九州市小倉の出身なのですが、北九州市は小倉とか八幡といった5市が合併してできた都市ですが小倉や門司は豊前の国(豊の国)で八幡や若松は筑前(筑紫の国)と千数百年にわたって別の「国」同士が合併したため旧市同士の軋轢が今もあります。今にして思えばあって当たり前とも思いますが。事実同じ市民でも言葉がかなり違います。
年を重ねるうちに歴史の連続性を意識するようになってきました。
ちなみに私の出身地である小倉こそが明治維新で一番最初に血祭りにあげられた藩です。高杉晋作が最初の攻めたのは小倉十五万石小笠原藩です。小笠原の殿様はいい加減な殿様ですぐ逃亡したのであまり被害はでませんでしたが、それでも私が生まれ育った町は赤坂というところでしたが最大の血戦場でした。血戦場跡の記念碑は歩いて1分くらいのところにありました。
しかし小倉の人間が長州を恨んでいるという話はいまだに聞かないですね。九州の人間のおおらかさというかアバウトさというか。
私自身も祖父は熊本なのですが、北九州や小倉という町が明治以降、八幡製鉄や炭鉱で栄えた町で外部からの流入が多い土地柄であったことも関係しているのかもしれません。
2006/11/02 02:17
お疲れ様でございます
写真を見ていて,全員嫌いな人ばかりなのですが,やっぱり「気の毒だなぁ」って思ってしまいました.
でも,一番下の写真「無神経女 TBS小島慶子アナウンサー」になぜか笑ってしまいました.この人は馬鹿なんでしょうね..
追伸
どの写真もうまくタイミングを捉えていますね.
2006/11/02 08:14
おはようございます。
皆さんの歴史観、興味深く読ませていただきました。
私は三河です。近世からこっち、ずっと主役の座にいたんで、あまり歴史的なこだわりはありませんね。東京にいてもあまり違和感ありません(あちこちに三河屋さんがありますし)。
この番組、ゲストが毎回不快なんで、観ていません。なんの意味があってこんな番組やってるんでしょうかね? 爺の繰言なんて放送する意味あるんでしょうか?
2006/11/02 13:02
kmura54さん、こんにちは
あまり自信のある指摘ではなかったのですが。
確か元々会津の松平容保公と薩摩は近い関係だったとは記憶しています。このへんのところは天皇の暗殺説とかいろいろありますね。
2006/11/02 13:07
talkenさん、こんにちは
このエントリーは怒りとかそんな気分ではなく単純に面白かったのでアップしました。低視聴率番組でほとんどの人は知らなかったエピソードだと思いますが、完全に埋もれてしまうのはもったいないと思い書きました。
写真も挿入して改めて読み直してみると、自分でも笑ってしまいました。
2006/11/02 13:27
kuronekosannさん、こんにちは
下町深川の名物に深川丼というのがあります。今ではアサリの炊き込みごはんが出されることも多いのですが、元々はごはんにアサリの味噌汁をぶっかけたものらしいです。深川では「深川宿」等オリジナルのぶっかけスタイルの店もたくさんあります。
このいわゆる東京下町の庶民食は赤味噌が使われる場合が多いです。八丁味噌ですね。三河の味噌ですよね。どうやら江戸時代の江戸の町民の味噌汁は赤味噌が主流だったようです。
会社の転勤で駿河の国には半年いたことがありますが、静岡はほとんど東京とことばがかわらないですね。
結局のところ東京の文化というのは古くからのものではなく江戸幕府以降の徳川ゆかりの文化だという気がしますね。
2006/11/02 14:46
templeさんこんにちは。本当に笑うしか無い状況ですね。私も見てみたかったです。渡辺さんにはお気の毒ですが、私がLiveで見ていたら、余りのバカさ加減に指差して笑ったかもしれません。情報ありがとうございます。
2006/11/02 16:07
gteaさん、こんにちは
前に「純ちゃんまんじゅう」を渡辺恒三がゲストのさい出した時、もう一人のゲストは加藤紘一でした。渡辺恒三と加藤紘一に「純ちゃんまんじゅう」ですからね。2人の表情は案外笑えましたが。このときも無神経だなと思いましたが先日の放送は予想以上にパワーアップしていたのでびっくりしてこのブログを書きました。
細かい理屈は抜きに単純に笑える話ではありますね。
2006/11/02 18:53
長州は、この頃は加害者じゃなくて被害者ですよ!
司馬史観のお陰です。
司馬遼太郎描くところの物語では、悪玉は皆長州ですがな。
彼自身は大阪ですが、もともと薩摩だとか。
山口県庁の人がいっておりました。
私は本籍は今でも山口に置いております。
2006/11/02 21:20
「お絵かきじいさん」さん、こんばんは
司馬遼太郎は、「坂の上の雲」などで大阪には案外手厳しいですね。彼の説では江戸幕府の時代、天領だったところは楽していい暮らしができたため公共心がなく、そしてその地域出身の軍隊は弱いという内容のことが書かれていたと記憶しております。日露の時代は出身地別に軍が編成されていたそうです。大阪は天領でそのため大坂出身の軍隊が弱いと司馬さんは主張していました。
私はそれとは別に旧天領出身に変なマスコミ関係者がいることが気になります。大分県は日田の筑紫哲也、長野県伊那の本多勝一です。司馬氏の主張にそうかたちで軽く因果関係を感じています。
長州は最近、山県有朋あたりが必要以上に悪玉に仕立て上げられていますね。私は日露戦争は1%くらいしか勝つ確率がない戦争を勝ったと思ってますので山県含め明治の元勲に対する評価は全体として肯定的です。
2007/01/08 22:36
To お絵かき爺さん
>長州は、この頃は加害者じゃなくて被害者ですよ!
>司馬史観のお陰です。
>司馬遼太郎描くところの物語では、悪玉は皆長州ですがな。
>彼自身は大阪ですが、もともと薩摩だとか。
>山口県庁の人がいっておりました。
>私は本籍は今でも山口に置いております。
自分は30代の会津出身者ですが、今でも長州は嫌いです、薩摩には好意的です。先祖代々伝承されるにはそれなりの理由があると思いますが、いかがでしょう?逆恨みではないですよ、会津人の代々受け継がれてきた感情はご理解いただけないでしょうけど
2007/01/09 14:57
kkkzzzさん、こんにちは
少し前のエントリーでお絵かき爺さんは気がつかれないと思いますので、私が返信させていただきます。
先日、白虎隊のドラマが放映されましたが忠臣蔵みたいにもっと頻繁にドラマ化される価値のある史実だと今回感じました。
会津出身とのことですが、会津の人は、松平容保公に対してはどういう評価をしているのでしょうか?
白虎隊を死においやりましたが、本人は切腹しませんでした。
今の会津人の評価が気になります。
2007/02/14 00:01
To templeさん
容保公は養子で会津藩にきたがために、会津の悲惨な末路を招いてしまったと思いますが、藩主であった容保公に対して会津の人で悪く言う人はいません。容保公のせいで会津が逆賊になったと思う人もいません。但し、逆賊になったのは長州のせいということは、小さいときから良く聞きました。
2007/02/14 02:33
kkkzzzさん、こんばんは
容保公は悪くはいわれないのですね。西郷頼母はそうなんでしょうか?
この人物の存在は先日放映された「白虎隊」で知りましたが気になります。
しかし白虎隊隊士の生き残りは私の父親が生まれるころまで生きていましたからね。つい最近の話ですね。今でも長州に対して怨恨があるというのはむしろ普通という気がします。
2007/02/24 00:19
To templeさん
西郷頼母も悪く言われることはありません。また、
9月に会津まつりがあります、そこで大名行列を再現していますが、西郷頼母役は、かなり名誉なことと感じていました。
2007/02/24 18:02
kkkzzzさん、こんにちは
西郷田頼母は悪くはいわれないのですか。勉強になりました。
しかし事実関係を追いかけると、なかなか評価の難しい人物という気がしますね。戦後平和主義的発想からは、評価されたのかもしれませんが、今後は評価が落ちる可能性を感じますね。
2007/04/15 20:39
templeさんの観察眼は鋭い。まあ、当たり前ですか。しかし、うっかり見過ごしてはいけない無礼さですね。
日本の東北差別はまだ残っている。薩長政府が徹底的に東北弾圧をした風潮がまだ漠然と残っているのではないでしょうか。東北弁の蔑視だって東北弾圧の一つでしょう。
安倍政権が薩長政府とはいえないけど、形だけでも温かく扱う姿勢を示せば多少そのうらみも和らぐかもしれないですね。
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