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チープ・トリックが30年周年記念武道館ライブ

2008/04/06 01:00

 

キャンディーズ解散30周年記念フィルムコンサートが話題になったが、チープ・トリックも「at 武道館」30周年を記念するライブを4月24日、ズバリ武道館で行うらしい。

昨日だか、チープ・トリックのメンバーとやらが一人、朝の番組に出ていた。その風貌からドラムのバン・E・カルロスかなと思ったが、リック・ニールセンだった。ようするにそのくらい太って、ちょっと別人のようだった。

ライブは24日なのに、もう来日してるの?ちょっと早すぎない?と思ったが、リック・ニールセンは今回のライブのプロモーション目的で、2月に来日していたらしい。映像はそのときのものだった。

チープ・トリックといえば、日本の武道の殿堂「武道館」を世界的なロックの殿堂「BUDOKAN」にかえたバンドとしても記憶されている。

オールドロックファンの中には「そんなことはない。66年のビートルズ来日コンサートだって、71年・72年のレッド・ツェッペリンだって武道館で行われたではないか!」と思われる人もいるだろう。たしかに武道館でそういった名ライブが行われたことは事実だが、「武道館(BUDOKAN)」というブランド名は、まだ前面に出ていなかった。

ディープ・パープルのライブアルバム(ライヴ・イン・ジャパン)もあるじゃないかという人もいるかもしれない。しかしこのアルバム、どこにも武道館と銘打っていない。私がロック少年だった時分、このアルバムは武道館ライブと信じられていたが、武道館ライブは4曲目の「The Mule」と6曲目の「Lazy」のみで、それ以外はすべて、大阪フェスティバルホールでのライブだった。あの伝説的な「ハイウェイ・スター」も「スモーク・オン・ザ・ウォーター」も大阪フェスティバルホールでの演奏だった。

武道館をBUDOKANにかえたのがチープ・トリックという説は、間違っていないと思う。タイトルに「BUDOKAN」がついたレコードで、はじめて世界的ヒットをした作品だった。

ちなみにチープ・トリックの「at 武道館」はビルボードのアルバムチャートで最高位4位まで上がった。ただしこのアルバムはロングセラーとなり、年間アルバムチャートで13位に食い込んだ。年間チャートの13位は、かなり凄い。そしてこのライブ盤からシングルカットされた「甘い罠」は全米シングルチャートで7位を記録した。ライブ版シングルが7位というのは異例だった。(ピーター・フランプトンとキッスのライブシングルもヒットした例はあるが)


チープ・トリックの代表曲は「永遠の愛の炎(The flame)」だろう。全米ナンバー1に輝いた。しかしこの曲、「甘い罠( I Want You to Want Me) 」から11年後の88年のヒット曲だ。この11年のあいだにロックから足を洗っていると、チープ・トリックファンの中にも、この曲のことを知らない人がいるかもしれない。

私は「永遠の愛の炎(The flame)」も好きだが、やはり「サレンダー(Surrender)」や「甘い罠( I Want You to Want Me )」や「ヴォイシズ(Voices)」のほうがいい。特にお気に入りは「サレンダー」だ。あのなんともいえないスイング感が気持ちいい。このバンド、サウンドに独特のグルーヴがあった。

チープ・トリックはそういえば、アルバムジャケットもずいぶん話題になったなあ。「蒼ざめたハイウェイ」では二枚目のロビン・ザンダー(ボーカル)とトム・ピーターソン(ベース)がハーレーにまたがった姿がアルバムジャケットを飾り、裏ジャケットには、リック・ニールセンとバン・E・カルロスが情けなく原チャリみたいなのにまたがっていた!(しかもモノクロ写真だった)

「蒼ざめたハイウェイ」アルバムジャケット
 


チープ・トリックの人気が日本から火がついたことは事実だが、私が生まれ育った福岡(小倉)ではさらに踏み込み、チープ・トリック人気は福岡からはじまったとよく言われていた。その根拠を私はよく知らない。だが77~8年ごろ、福岡のラジオなどでそう言われていたことは事実だ。


78年武道館ライブの「甘い罠( I Want You to Want Me )」


武道館ライブのころ、リック・ニールセンはレスポールを使ってたんだと「プチ発見」をしてしまった。


追記

「蒼ざめたハイウェイ」のCD盤裏ジャケットの写真をネットで発見した。なんと「裏」「モノクロ写真」ばかりでなく、「逆」になっていた!!す・すごい!しかもバン・E・カルロスは顔が見えないし。





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コメント(4)

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2008/04/07 01:17

Commented by hastuyama さん

これれまた懐かしい。
といって、FM位でしか聞いた事がありませんでしたが。
リック・ニールセンの小智識。
ギター収集家として有名でしたが、マトモにコピー(練習)した事もないのも有名。
聞いていても、確かに腕はヘタクソ。
確か、プロデュースはリック・ニールセンだったか。
センスは、それ程悪くはない(ギターの腕とは別で)と思います。

怖いもので、「YouTube」で同曲を流してます。まだマシかも。
ボーカル聞くんだったら、オリジナルがイイ!!
http://jp.youtube.com/watch?v=-37F6MmAYD4&NR=1

 
 

2008/04/07 15:02

Commented by temple さん

hatuyamaさん、こんにちは

>リック・ニールセンの小智識。ギター収集家として有名でしたが、

当時まだあまり見慣れなかったデザインの強いギターを彼はよく弾いていましたよね。武道館ライブで彼はレスポールを弾いていますが、ちょっと発見感がありました。しかし彼のファッションとレスポールは、あまりマッチしませんね。

YouTubeでストーンズやツェッペリンのライブをチェックしたことがありますが、この2つのバンドのライブパフォーマンスは、誉められたものではないですね。キース・リチャーズのヴォーカルなんか、その場の気分と勢いだけですし、演奏中にいきなり手を休めてタバコを吸い出したりしますからね。それでもストーンズのライブは好きですが。

チープトリックの武道館ライブは、事前にそうとう練習を積んでるなという気がします。ライブ盤がベストセラーになるだけあって、パフォーマンスの質はかなり高いですね。

ヴォーカルとギターばかりが注目を浴びますが、ドラムのバン・E・カルロスもいいですね。武道館ライブの「甘い罠」の伴奏部分なんか最高ですね。

 
 

2008/04/08 23:06

Commented by hastuyama さん

>ヴォーカルとギターばかりが注目を浴びますが、ドラムのバン・E・カルロスもいいですね。武道館ライブの「甘い罠」の伴奏部分なんか最高ですね

これは言えてます。
バンドが締まるのは、リズムセクションの器量ですしね。

しかし、個人名は・・・判りませんでした。

キース・リチャードのカッティング・・・個人的には、これは買います。
ツェッペリンのベースとドラム・・・これは、かわいそう過ぎる程かわいそうです。(ギターとボ-カルがヒド杉)
ギターがヴァンヘイレン、ボーカルが、デビット・リー・ロスならかなりマシなバンドだったかと。

なお、「見慣れなかったデザインの強いギター」はギブソンのエクスプローラがオリジナルです。
クラプトンの最初の日本公演の時に持って来たギターです。(サイドをカットしてましたが)
同じギター(ディーンだったか?)を、ランナウェイズのリタ何とかが黒いギターで使ってましたよ。(色とポジションマークの違い位かと思います)

 
 

2008/04/09 13:57

Commented by temple さん

hatuyamaさん、こんにちは

多少、懐古趣味ですが、昔のバンドは、それぞれ個性が際立っていましたね。

下記にアクセスしますとザ・ランナウェイズの「Cherry Bomb」をみることができます。「下着ルック」のシェリー・カーリーが笑っちゃうというか、懐かしいですね。

http://jp.youtube.com/watch?v=xQ0I-duD3cw

日本では(というか世界で)キワモノ的人気でしたが、最近は、再評価がすすんでいるらしいです。

デビューがラモーンズと同じ年でセックス・ピストルズより1年早かったんですよね。

パンクバンドとしての意味合いからも、ガールズバンドの先駆けとしても、たしかにその存在意義はバカにできないですね。

 
 
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