レストランガイド「ザガット・サーベイ」のソウル版が、韓国ではじめて発売された。ソウル版の発売を記念して、ザガット夫妻が訪韓したらしい。朝鮮日報や中央日報が報じている。
「ザガット・サーベイ」の東京版が発売されたのは1999年にことだった。私は、発売された年から2年おきくらいに買っていた。しかしここ何年かはもう買っていない。数年前だが、このガイドに掲載されているうなぎ屋ととんかつ屋をほぼ全店通ったことがあった。そば屋は半分くらい通った。もっとお金があればすし屋やフレンチも全店制覇をやりたかったが、それは財布が許さなかった。(笑)
私はマニアックに「ザガット・サーベイ」を利用した人間だ。当然このガイドに賛否両論あることは知っている。しかしじゅうぶん信用にたりうるガイドだと私は思う。もちろん私が好きなうなぎ屋と「ザガット・サーベイ」の順位はかなり異なる。そば屋にいたっては大幅に異なる。しかしそれでもこのガイドは、私が利用した範囲に限っていえば、概ね納得できる。
「ザガット・サーベイ」は、ザガットとかサーベイといったメリケンさんがいろいろ食べ歩いて評価を決めているのではない。利用者へのアンケートをもとに評価が決められている。メリケンさんが考え出したシステムに乗っかってはいるが、実際に現場で味やレストランのサービスを評価しているのはわれわれ日本の庶民だ。
日本の最大公約数は民主党に政権を与える等、時に愚劣なこともするが、食べ物に関しては相当レベルが高い。そういえば、中国人がガス田を盗掘しても尖閣列島にちょっかいを出しても日本人はほとんど怒らないが、ギョーザだけは烈火のごとく怒った。
今回発売された「ザガット・サーベイ」ソウル版は、当然韓国人自身が評価するレストランガイドだ。
韓国人が評価するガイドねえ。(クスッ)みたいな感じだ。(笑)
ザガット夫妻訪韓を伝える記事の見出しは「米国の韓国レストラン、サービス・室内装飾が不十分」だった。記事の内容は以下のとおりだ。
世界的なレストラン評価誌「ザガット・サーベイ」のソウル版が登場した。米国のティム・ザガット(69・写真右)とニーナ・ザガット(67・左)夫婦が1979年に発行し、現在104カ国で出版されている。レストランだけでなくホテル・航空会社・リゾートまでも評価している。ウォールストリートジャーナルが「美食家のためのバイブル」と表現し、ニューヨークタイムズは「旅行する時にクレジットカードの次に準備する必需品」に選ぶほどだ。
ソウル版「ザガット・ソウルレストラン2010」は現代(ヒョンデ)カードと提携し、韓国語で書かれている。昨年、約4400人が設問に応じ、287のソウル所在レストランの評点を付けた。味・価格・室内装飾・サービスの4項目を30点満点で点数をつけ、設問回答者のコメントを短く付けている。
ソウル版の出版を記念して訪韓したザガット夫婦は「近い将来、英語のザガットホームページ(www.zagat.com)に公開される予定で、単行本でも登場する予定」と明らかにした。ティム・ザガット氏は「少数の専門家が何度も味見して評価するフランスのミシュランガイドとは違い、ザガットサーベイは数千人の人々がよく行くレストランを評価するため、より生きた情報だ」と述べた。
27日に会ったザガット夫婦は「キムチや焼き肉など韓国料理が好き」と述べた後、米国内の韓国レストランについて苦言を呈した。ティム・ザガット氏は「1週間に平均9カ所のレストランで食事をし、25カ所を回っているが、推薦するほど品格のある韓国料理店はない」とし「サービスと室内装飾が特に問題だ」と指摘した。
ニーナ・ザガット氏は「最高レベルの韓国料理店を育成し、外国人を韓国料理の味に慣れさせるのが重要だ」と助言した。
自分のレストランガイドを売るためにわざわざ訪韓しておいて、いくら米国国内のこととはいえ、「推薦するほど品格のある韓国料理店はない」と発言するというのは、韓国料理店の品格のなさは度外れということなのだろう。心の奥底から「口が裂けても絶対推薦できない」という真正直な気持ちがついこみ上げてしまったのだろう。韓国人の国民性を勘案すれば、ザガット氏は自分を偽ってでも、もっとリップサービスを行うべきだったが。(笑)
しかし中央日報の記事を読むかぎり、この記事のタイトルはピント外れだ。本来は「推薦するほど品格のある韓国料理店はない」もしくは「品格のある韓国料理店はない」だろう。
「ザガットサーベイ」ソウル版も、本当は味が問題なのに、「皿のデザインが良くなかった」とか中央日報の記事よろしくポイントを外しまくっているのではないか?そんなほとんど確信に近い予感がする。(笑)


by tororogohan
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