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変節漢浅野氏、公約も戦術も変節

2007/03/30 17:07

 

昨日のスポーツ報知によると民主党菅直人氏が「浅野さんが埋没しているという声もある。私も前面に立って支援したい」と浅野氏に応援を申し出たところ「私の選挙。(菅氏に)前に出られると困る」と応援を拒絶したそうだ。菅氏も民主党もさぞ頭にきたことだろう。

菅氏「私も前面に」に浅野氏「困る」…都知事選

ところがわずか1日後の本日、同じスポーツ報知などに浅野氏が戦術変更で民主党と共闘することにしたとの記事が出た。昨日、日本記者クラブでの会見で正式にそう発言したらしい。

浅野氏、戦術転換 民主・菅氏らと共闘決めた…都知事選

世の中「過ちを改むるに憚ることなかれ」とはいう。しかし浅野氏は恐れ多くも総理大臣に匹敵するといわれる東京都知事候補者である。選挙戦が始まって8日目での変節だったが、浅野氏がいい加減な人間であることを際立たせた決断だった。しかも浅野氏はつい3日前、戦術よりはるかに重要なマニフェストにおいても変節していた。オリンピックをもう一度立ち止まって見直すから中止に変節させていた。築地市場移転も途中から変節した。

無節操な人格が原因なのか勉強不足が原因なのかよくわからないが都知事候補のとるべき態度でないことだけは間違いない。それにしても、ぶれるまくる人だ。

今回の都知事選報道で圧倒的に内容が充実しているのは実は私の嫌いなオーマイニュースだ。2~3日前に気がついた。事実上選挙戦に突入した中野ZEROホールの最初の討論をノーカットで見ることができる。また黒川氏がヘリで島を訪問したさいの映像も見ることができる。毎日主要4氏のビデオ映像が更新されている。これは褒めざるををえない。特にテレビは都知事選報道を全く行わないので豊富な映像は価値が高い。

しかし映像は嘘をつかない。石原氏が街頭演説をすると黒山の人だかりだが、浅野氏が演説しても人が全然集まっていない。27日の浅野氏は「今日はもう走りません」といい、まともな選挙活動すら行わなかったようだが映像は意気消沈した彼をよく捉えている。前日の朝日の情勢調査をみたせいなのか秘密の世論調査の結果をみたせいなのか、おそらくそんな感じだろう。オーマイニュースが日々更新する候補者のビデオ映像は各氏の変化が読み取れなかなか面白い。

なぜか朝日新聞が浅野氏の苦戦を積極的に伝えている。

「大きく変わってほしい」という項目で浅野氏が現職の石原氏に逆転されてしまったというのはある意味笑える結果である。週刊誌報道等で等身大の浅野氏がよく伝わりはじめた影響だろう。

しかしわれわれは朝日新聞がこのデータを記事にした本当の目的がアナウンス効果を狙ってのものだということを過去の経験から知ってしまっている。朝日新聞というのはそういう新聞である。

石原氏、優勢を維持 「実行力」に支持 本社情勢調査


 オーマイニュースで石原氏の選対部長佐々淳行氏が今回の選挙を投票総数を500万票、そのうち100万票を吉田万三氏が獲得し、残りの400万票を石原氏と浅野氏が奪い合うと読んでいる。共産党の吉田氏がたいへん健闘しているそうだ。これは吉田氏と浅野氏のイメージが逆転しており共産党の吉田氏のほうが浅野氏よりリベラルに見えるせいだろう。浅野氏は外国人とかプロ市民をコアの支持者としているため極左のイメージが定着している。


 佐々淳行選対本部長が反石原勢力の結集に危機感 


浅野氏はいまさらながら、良識派・中道の取り込みを考えはじめたようだ。だがもはや手遅れで浅野氏本人もそのコアの支持者もきわめて筋の悪い連中であることを有権者はすでに知ってしまっている。

 

カテゴリ: 政治も  > 地方自治    フォルダ: 都知事選

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