KISSが11年ぶりにニュー・アルバムをリリースするんだそうな。
私がKISSを知ったのは、彼らがデビュー(1973年)してまだまもない頃だった。おそらく1975年の『キッス・ライブ』(Alive!)の頃だったと思う。私は当時小学生で、欧米のバンドといえばビートルズとウイングスとカーペンターズくらいしか知らなかった。そんな小学生がなぜか4番目にKISSの名前を覚えてしまった。(笑)ビートルズとウイングスとカーペンターズしか知らない人が、その次にKISSの名前を覚えちゃまずいだろうと思う。(笑)優先順位上、KISSより先に名前を覚えなければならないバンド名はいくつもあるだろうと、自分自身思う。今にして思えば。(笑)しかしこれは事実だからもうしかたがない。やはり「火を吹く」とか「血を吐く」とかあのメイクが、小学生の心をとらえたのだろう。(笑)
1977年の来日コンサートの模様は、NHKが『ヤング・ミュージック・ショー』でテレビ放映を行った。このライブの模様は何回か再放送も行われた。私自身は3回以上はみたと思う。
NHKはイデオロギーがダメなばかりか、映像管理もまったくダメだ。たとえば看板番組の一つであるはずの大河ドラマですら、1979年放送の『草燃える』あたりでほとんどビデオが散逸してしまっている。1977年に放映されたKISSのライブ映像もNHKはなくしちゃっていたんだそうな。しかし2004年に突然発見され、当時日曜夜の『NHKアーカイブス』で放送された。残念ながら最初の部分(10分くらい?)は見損なったが、それでもだいたい見ることが出来た。
本日はKISSのナンバー中、個人的に特に好きな曲を5曲リストアップしてみた。KISSのアルバムは1988年に発表された『グレイテスト・キッス』
(Smashes, Thrashes, & Hits)まで持っている。よって80年代のヒット曲までは一応知っている。しかし私にとってのKISSは良くも悪くも70年代のバンドだ。よって選曲はそういう感じになった。
○第5位 ベス(Beth)
全米7位が最高。KISS最大のヒット曲。ピーター・クリスとプロデューサーだったボブ・エズリンの共作。リード・ヴォーカルはピーター・クリス。KISSらしくないバラード曲だが名曲だ。
○第4位 ロックン・ロール・オール・ナイト (Rock and Roll All Nite)
コアのKISSファンの中には、この曲を1位に上げる人が多いかもしれない。KISSの代表曲。『キッス・ライブ』のライブ・ヴァージョンが全米12位のスマッシュヒットとなった。 独特のドライブ感がなんともいい!
○3位 ハード・ラック・ウーマン(Hard Luck Woman)
全米15位が最高。リアルタイムの頃から好きな曲だった。好きなものはしかたがない。堂々の3位だ。(笑)アコースティック・ギターとピーター・クリスのハスキー・ヴォイスが、ちょっとロッド・スチュワートの「マギー・メイ」みたいな雰囲気を醸し出している。
全米61位が最高。ぜんぜんヒットしなかった。(笑)同名タイトルのアルバムは全米4位を記録し、プラチナ・ディスクを獲得。アルバムはKISS最大のヒット作となった。ピーター・クリスのドラミングがいい。エンディング間際のエースの駆け上がっていくようなギター・ソロがいい。
○第1位 デトロイト・ロック・シティ
もともと1976年に発表されたアルバム『地獄の軍団』(Destroyer)からのファースト・シングルだった。しかしこの曲のB面だった『ベス』のほうに人気が集まり、急きょA面とB面が差し替えられた。
このエントリーを書くため、多少調べものをしているうち、キッスが1998年に発表した前作『サイコ・サーカス』(Psycho Circus)が全米アルバムチャートで最高位3位を記録していたことを知った。1977年の『ラヴ・ガン』(Love Gun)が最高位4位だったので、チャートアクション上のベストは1998年発表のアルバムだったのだ!「なんだKISS、がんばってんじゃん!」という感じだ。(笑)ただし1998年の『サイコ・サーカス』はゴールドディスク認定作品だが、KISSは70年代から80年代にかけてプラチナディスクが7枚ある。セールス的には絶頂期の作品のほうがまだ売れているようだ。
次点(第6位) ラヴィン・ユー・ベイビー(I was made for loving you)
全米11位を記録した1979年のヒット曲。KISSが少し流行に遅れて、ディスコに手を出した作品。ちなみに『サタデー・ナイト・フィーバー』の公開は1977年のことだった。この曲、子どもがKISSのメイクに扮して登場するキャノンのカメラ(EOSのKISS)のCMで使われた。


by tororogohan
TBS『世界ふしぎ発見』、茶の…