<< 2007年01月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031

うんざりさせられた紅白のイマジン

2007/01/19 14:37

 

私は基本的に紅白擁護派だった。しかし去年の紅白はいろいろうんざりさせられた。最もうんざりしたのは例のOZMA騒動とNHKのその後の対応だが、布施明の「イマジン」にもうんざりさせられた。

OZMAに関してはパフォーマンス自体はかなりレベルの高いエンターティメントに仕上がっていたと思うが、紅白にはふさわしくなかったと思う。TPOの問題である。しかしこのこと以上にNHKの事後対応に腹がたった。

話を「イマジン」にもどす。私は布施明は嫌いではない。むしろ好きである。一昨年の仮面ライダーテーマ曲「少年よ」はその年の紅白のベストパフォーマンスの一つだったとすら思う。

しかし昨年末の「イマジン」には怒りすらこみ上げてきた。布施明に対してではなく、NHKに対してである。

そもそもなぜ「イマジン」なのかが全く意味不明だった。

昨年のトリノオリンピックでもオノ・ヨーコをゲストに呼び、ピーター・ガブリエルがこの曲を歌った。この時もなぜイタリアに何のゆかりもないジョンレノンの曲が歌われるのか理解できなかった。

今回のNHKはさらにそれを二番煎じである。しかもNHKは得意げにお決まりの世界の貧しい子供たちや戦争の映像をバックにした。「どうだ、感動するだろう」とNHKは鼻高々だったのだろう。

しかし貧困であったり、無惨であったのはその映像の世界よりもNHKのイマジン(想像力)だと私は思った。

昔、どんくさいおじさんがカラオケ屋で「では最後に~」などといいながら谷村新二の「昴」をよく歌ったものだ。本人だけはまわりが感動するだろうと得意げなのだが、まわりはいつも辟易とさせられたものだ。

イマジン」の安っぽさ、陳腐さはうんざりするほどその感じなのである。

NHKは貧困な精神と貧困な手法で「平和」を安売りしたがる。その切り口はプロ市民とだいたい同じである。そのせいで普遍的価値観であるはずの「平和」をNHKが唱えるとイデオロギーの悪臭がプンプンしてくる。

最近の紅白はNHKのこのイデオロギー臭にうんざりさせられる。

余計なことをしないで歌番組に徹しろといいたい。

カテゴリ: エンタメ  > 音楽    フォルダ: 音楽

コメント(6)  |  トラックバック(2)

 
 
このブログエントリのトラックバック用URL:

http://temple.iza.ne.jp/blog/trackback/103904

コメント(6)

コメントを書く場合はログインしてください。

 

2007/01/19 15:31

Commented by lynx さん

templeさん、こんにちは。
「貧困、悲惨であったのはNHKのイマジン(想像力)」とは、素晴らしい指摘だ。
私も最近のNHKはどうにも内向きのメッセージ、パフォーマンスなどで、特にニュース番組や特集などは見る気にもなれない。先般の紅白も見ていない。
いい番組もある(あった)のだから、個人的にはもっとがんばって欲しいのだが。
受信料の義務化などと云っているうちは、まだ無理のようだ。

 
 

2007/01/19 18:51

Commented by temple さん

lynxさん、こんにちは
それなりにNHKはみるのですが、間違いなく力が落ちていますね。特集ものなんか取材力ががた落ちしてますね。

また左傾化が半端でないですね。特にクローズアップ現代はもう無茶苦茶といっていいレベルですね。極左ですね、この番組は。

相当数のプロ市民が放送局ジャックしていると思います。

 
 

2007/01/19 22:03

Commented by kagema さん

その意味で言うと、最近、特に、初等教育ではびこっている
「地球市民」や「国際人」の概念(或いは幻想)の刷り込みは
非常に危険なものでもあるようにも思えました。
国内と国外の基本的な思想・思考の違いを教えず、
ただ国の概念さえなければ世界の人たちと仲良くできるなどと
言うのは幻想にしか過ぎません(ジョン・レノンの「Imagine」を
放送禁止にしている国が有るということがこれを如実に示している
と思います)し、一歩間違えば、彼らの世代に対して
「亡国の民」となる苦しみを与えかねないものではないかとも思い、
ふと背筋が寒くなります。

 
 

2007/01/19 23:46

Commented by temple さん

kagemaさん、こんばんは
私はジョンレノンの大ファンですが彼の詞の世界には強い違和感があります。

イマジンは国家を否定し、宗教を否定し(無神論)、財産を否定する歌です。

ジョンレノンが共産主義者であったかどうかは議論の分かれるところですが、イマジンが共産主義的な歌であることは議論の余地なしです。

オーストラリアのマルチカルチャリズムは完全に失敗しました。

今の時代は国家を肯定し、宗教を肯定し、財産を肯定した上で、どうやって協調していくかが課題でしょう。

NHKは物事の本質中の本質を完全に見誤っていると思います。

 
 

2007/01/21 18:17

Commented by musiker さん

temple様

私の同感のお方がおられ、感無量です。
私も、トリノの時、なんでイマジン?なんでヨーコ?と憤慨していた一人です。
ジョン・レノンイマジンは個人的には好きな歌なのですが、いまや彼のそぼくな歌が、世相や政治的に利用されるようになっているのが、気になる、というか苦々しく思っています。
年末の紅白は見なかったけど、布施明が歌ったのですか。彼にはいろんな代表曲があるだろうに、なんで人の歌を歌う必要があったのでしょうね。素朴な疑問です。
歌もいろいろ利用されてしまう、ということなのでしょうか。

 
 

2007/01/22 00:01

Commented by temple さん

musikerさん、こんばんは
私はトリノの開会式を結構楽しみました。
アルマーニを着た(ベネトンのような色使いでしたが)女の子が1人で歌うイタリア国歌は、はじめてこの曲を美しいと思いました。
最後のパバロッティもよかったし、入場行進で流れたヴィレッジピープルのYMCAなど往年のディスコミュージックもチープでしたが楽しめました。
そういえばボッチチェルリの画を再現したパフォーマンスも好きでした。

しかし、イマジンだけは納得がいきませんでした。私はピーター・ガブリエルの「SO」を数え切れないほど聴きこみ、彼が在籍していたころのジェネシスのアルバムも数枚持っているにもかかわらずです。

ビートルズとジョンのソロもほとんど持っています。

いかにもとってつけたような感じがしました。

布施明イマジンも出場歌手総出で唱和していましたが、平和を念仏のように唱えさえすればば平和は訪れるというような悪質な新興カルトを見せつけられているような感じがしました。

 
 
トラックバック(2)

2007/01/19 22:32

▼【AML】NHKと『ビラ配布の自由を守る会』【日共】 [フテキセツなブログ]

 

&gt;1月11日木曜日、NHK「おはよう日本」のくらしと憲法の特集番組で7時45分から8時の時間帯に7~8分葛飾ビラ弾圧事件に関連して、放映されるそうです。視聴可能な方はご覧下さい。 &nbsp;...

 

2007/01/19 15:40

暴露本に続き…真理子「ふぞろいな秘密」映画化、自ら監督 [腹筋(脂肪を燃焼させろ!)]

 

暴露本に続き…真理子「ふぞろいな秘密」映画化、自ら監督 凄いなぁ 暴露本が映画化なんて初めてちゃうん? しかも実名の暴露本やでww 監督は石原真理子本人やし どんな映画になるか楽しみやな 特にさんまとのベ…